「毎回うまく伝えられなくて、思っていた仕上がりと違った」——美容室でのオーダーに苦手意識を持つ方は少なくありません。美容師に自分のイメージをうまく伝えるには、いくつかのコツがあります。
「なんとなくおまかせで」が一番危険
忙しかったり、自分のスタイルへのこだわりが薄い方は「おまかせで」「いつもと同じで」と伝えがちです。しかしこれは美容師にとって、実は判断が難しいオーダーです。
「おまかせ」は美容師の裁量を信頼するという意味では良いのですが、担当が変わった場合は「いつも」がわかりません。また同じ担当者でも、半年前と今では髪の状態が違います。最低限「長さはどのくらい変えますか」「前回と同じでいいですか」などの確認が入ることが多いですが、事前に要望を整理しておくとスムーズです。
写真を見せるのがもっとも効果的
言葉での説明より参考写真を見せるのが最も確実な伝え方です。
写真を選ぶときのポイント
- 顔の向きが正面・横向きの両方ある写真:全体のシルエットが分かりやすい
- 自分と似た髪質・髪量の写真:クセ毛の方が直毛モデルの写真を持っていくと「このままは難しい」となりやすい
- なりたいスタイルに近い複数枚:1枚より複数枚でニュアンスが伝わりやすい
「嫌な写真」も効果的
「こういうふうにはしたくない」という写真も参考になります。「重めにしたくない」「明るすぎる色にしたくない」などを写真で伝えると認識のズレが減ります。
数字で長さを伝える
「少しだけ切って」「ちょっと短めに」は人によってイメージが全然違います。できるだけセンチメートルで具体的に伝えましょう。
- ❌「ちょっとだけ」→ ✅「1〜2cm程度」
- ❌「短めに」→ ✅「耳にかかるくらいまで」
- ❌「サイドを少し」→ ✅「サイドを耳が出るくらいまで」
長さの基準点として「顎のライン」「鎖骨」「肩」「耳たぶ」などを使うと伝わりやすいです。
カウンセリングで必ず伝えること
気になっていること・嫌なこと
「まとまりにくい」「広がりやすい」「前髪が割れる」など、今の悩みを先に伝えると美容師が対処を考えてくれます。
ライフスタイル・日常のケア
「朝はシャワーを浴びない」「ドライヤーをかけない日が多い」「スポーツをするのでまとめることが多い」など、生活習慣は仕上がりに直結します。
予算・時間の制約
「今日は2時間しかありません」「カットだけに抑えたい」など、制約があれば最初に伝えましょう。
「気に入らなかった」ときの対処法
仕上がりが思っていたと違ったとき、その場で言いにくいという方も多いと思います。ただ、その場で修正をお願いするのがベストです。美容師側も「気に入ってもらえたか」を気にしているため、帰宅後より施術中のほうが対応しやすいです。
「もう少し短くしてほしい」「ここの毛量が気になる」など、具体的に伝えれば快く修正してもらえることがほとんどです。
まとめ:上手な伝え方のポイント
- 参考写真を複数枚用意する(なりたい・なりたくないの両方)
- 長さはセンチや体のパーツで具体的に
- 悩みやライフスタイルを先に伝える
- 気に入らなければその場で修正をお願いする
伝え方のコツをつかめば、美容室でのオーダーはぐっとスムーズになります。